2020-01-01から1年間の記事一覧

最先端の哲学 No13 観念論(唯心論)の反対は実在論(唯物論)となっています。 左は精神的産物、右は物質のことです。 たとえばここに石があるとすると、その根拠は体中に張り巡らされた神経網の為せるわざです。 その石に当たると痛いという神経的苦痛…

最先端の哲学 No 12 このブログの最初で、今までの哲学は難解で読みにくいと批判しましたが、さすがに12回までくると「お前の言ってることも同じじゃないか?」という声が聞こえてきそうです。 そうです確かに難解で読みにくいのは否定しません。 けれ…

最先端の哲学 No 11 「マイナスの想像力の拡大」は消滅させることが出来ると書きましたが、これには人間のタイプについて言及する必要があります。 「よくわからない」⇒「マイナスの想像力の拡大」⇒「二次的ストレス(強い不安)」 (未来) (予測) (…

ainasum 最先端の哲学 No 1O 「想像力の拡大膨張」は自分の関心のある未来の事柄が、良い結果になるのか、悪い結果になるのか「よくわからない」という宙ぶらりんの状態において発生するものだから、未来の結果が分かれば(理解されれば)即消滅して「二…

最先端の哲学 No9 「よくわからない」⇒「想像力の拡大」⇒「二次的ストレス(強い不安)」 「よくわからない」とはその人の欲している価値(未来の価値)が「よくわからない」ということになります。 全ては未来の事柄ですから「未来の自分が欲している価…

最先端の哲学 No8 「よくわからない」という思考の無政府状態は理性が後退した状態のことです。 それでこの無法地帯と化した空白に現れるのは、無責任なマイナスの想像力が拡大、膨張してその空白を埋めます。 答え(未来の結果の判明)のない宙ぶらりん…

最先端の哲学 No7 精神的活動(始め、途中、終わり)の「途中」(精神交互作用)について述べますと、たとえば「真夜中に真っ暗な一軒屋に何らかの理由で入らなければならないとすると、その家の内部が全くわからないので、理性が合理的な判断をすること…

最先端の哲学 No6 精神的活動(始め、途中、終わり)の終わりとは未来の結果のことです。 その人の未来における価値の結果が判明することです。 もちろん未来の結果が良ければその人は満足し、悪ければ不満足になりショックを受けるでしょう。 このショッ…

最先端の哲学 No5 精神的活動(始め、途中、終わり)の途中とはどういうものかというと、精神活動によって強い不安(ストレス)が発生する場所です。 この「途中」を説明するのが「精神交互作用」という考え方です。(これは森田理論からのパクリです) …

最先端の哲学 No4 このブログの最初のほうで、我々の精神活動は常に現在で行われ、それを分解すると「はじめ、途中、終わり」になると書きました。 これらを使って一種の「心理的モデル」を作ろうというものです。 まず「始め」の部分ですが、「ジエーム…

「時間とは何か?」と問われても返答することは不可能ですが、もしその答えが存在するなら無茶苦茶難しいということだけはわかります。 カントという偉い哲学者の「時間論」を読んでも感じることですが。(というか眺めていると表現した方がピッタリきますが…

最先端の哲学

最先端の哲学 № 2 今までに哲学の本は何冊か読みましたが、内容の理解はともかくよくもこんな難解な文章を何百ページも書けるものだという妙な驚きを覚えました。 そんなわけで哲学には詳しくないのですが、詳しくないなりに「史上最強の哲学者は誰か?」と…

最先端の哲学 № 2 今までに哲学の本は何冊か読みましたが、内容の理解はともかくよくもこんな難解な文章を何百ページも書けるものだという妙な驚きを覚えました。 そんなわけで哲学には詳しくないのですが、詳しくないなりに「史上最強の哲学者は誰か?」と…

最先端の哲学

初めて投稿しますが、どういう風に書いてよいのか分かりません。 ですがカテゴリーの中に「最先端の哲学」と書きましたので、そこから始めたいと思います。 哲学には大別して観念論と実在論に分かれていますが(?)そのどちらも「精神的活動」によって作ら…