最先端の哲学
初めて投稿しますが、どういう風に書いてよいのか分かりません。
ですがカテゴリーの中に「最先端の哲学」と書きましたので、そこから始めたいと思います。
哲学には大別して観念論と実在論に分かれていますが(?)そのどちらも「精神的活動」によって作られるとおもいます。
そこで我々の「精神活動」というものの「はじめ、途中、終わり」を一つの単位として
モデル化しようというものです。
次に「最先端」というフレーズですが、これが一っのミソなのです。
哲学を中心にしたものが人文科学(いわゆる文系)とすると、それに対する自然科学(理系)の進歩はとどまることを知りません。
ところが人文科学では、ギリシャ時代の哲学者が堂々と現代において顔を出しています。
この違いは何でしょうか?
世界最高の賞であるノーベル賞でもわかります。
その大部分が自然科学部門であり、人文科学では文学賞だけです。
正直言って人文科学は肩身が狭くなつて、部屋の隅に追いやられています。
「最先端」という表現は自然科学において良くつかわれますが、その理由は計算や実験によって優劣がつくからです。
けれども人文科学(哲学)はその優劣がつきません。
好意的に言えば前者は単純で、後者は複雑だからとも言えます。
極論すれば人文科学はギリシャ時代から、ほとんど進歩していないと言っても過言ではないと思います。
この劣勢を一気に挽回するための試みが、このブログの目的です。